僕にとって写真とは、感じ取ること、認識することです。
写真の中に映し込むものを選び、その作業を終えた後、本当に感じて欲しいのは被写体自体ではなく、それらの関係性です。どう類似し、どう違っているか。寓話的なビジョンを使って、現実との矛盾を認識することが、僕にとっては写真を撮ることであり、僕にとっての現実なのです。
表現をする際に常に持っていたいのは、僕自身と、感性、感受性です。それ以上でも、以下でもない。
写真とは、光を使った言語。でも僕が使うのは目でなく、心なのです。
face to face
secret affinities III
secret affinities II
secret affinities